こんにちは、らむだやです。
この時期、地元で車を運転していると、車の上にクリスマスツリーを積んでいるのをちらほら見かけます。
これは、農園に出かけて行って木を切り、家に飾るために持って帰っているんですね。
今年は、我が家もこのツリーカットに挑戦してみました。
ちなみにこの農園を選んだのは奥さんですが、なぜ選んだのかはよく分かりません。思っていたのと違うところに来てしまった可能性もあります。まあ、どこも大して違いはないと思いますが。
木の種類はいろいろあるようです。扱っている木の説明書きもありましたが、ちゃんと読んでません。
入口のところで、のこぎりを借りて(勝手に取って)、雪道を少し上の方に登っていきます。
どれが良いか目移りしますが、適当に選びました。180センチくらいの高さです。いよいよカット開始。借りたのこぎりで、根元をぎこぎこ切っていきます。それほど幹が太いわけじゃないですが、地面近くまで実っている葉っぱが邪魔をするのと、膝をつかないと力が入らないので(見ての通り雪なので、冷たいです)、けっこう大変。ちなみに軍手は必需品と言えます。
子供とも少しいっしょに切りましたが、のこぎりの両側を奥さんとそれぞれ持って、タイミングを合わせて押し引きするのが一番はかどりました。10分くらいで切り終わります。
切った木を持って、今度は農園の入口の方まで降りて行きます。根元の方を持って、雪の上を引きずっていく人もいましたし、我が家は奥さんとえっちら運びました。
入口のところに、木を網のようなものでパックする機械があり、そこでお兄さんがパックしてくれるのを順番待ちします。
待っている間に、渡された番号札を持って、近くの納屋でお会計します。
お値段は、木のサイズにかかわらず税込79.50ドル。クレジットカードもデビットカードも使えないので、現金か小切手です。私は小切手で払いました。
戻ったら、木はすっかりパックされていました。レシート代わりに印をチェックされた番号札と引換えに木を受取りました。その間に、奥さんが駐車場の車を、木の積み場まで少しだけ移動します(駐車場の一角が積み場です)。木を受け取ってから積み場まではほんの数メートルから10メートルくらいでしょうか。
木を車の上に載せて紐で縛りつける作業は、自分でやってる人もいたし、農園の人にやってもらっている人もいます。我が家は、ちょうど農園の人がなかなかつかまらなかったので、上に載せるところは奥さんと2人でやりました。木を直に載せている人の方が多いですが、我が家はいちおう古布を家から持って来て、車の上に敷いてから載せました。
紐は誰でも使えるように準備されています。まだ農園の人がつかまらないので、試しに奥さんと2人で巻いてみましたが、どうもゆるい感じです。ようやく農園の人が捕まったので、あとの縛りつけはお願いしました。といっても2人でやる必要があるので、お手伝いします。
車の後部座席のドアを両方開け、2人が両側の床の上に立ち、紐を手渡ししながらぐるぐる巻いていきます。車の後部座席の天井を巻いていくわけですね。紐があっても、車のドアはきちんと閉まります。
木の前方と後方の2か所をしっかり縛りつけてもらい、終了。お礼にチップを5ドル渡しました。他の人もみんな、金額は不明ですがチップを渡しているように見えました(ちなみに、5ドル札がなかったのでさきほどの支払所に行き20ドル札の両替をお願いしたら問題なく両替してくれました)。
農園によっては、ただでホットチョコレートを振舞ってくれるところもあるようで、この農園もそうかと(奥さんは)思ったいたらここは有料でした。やはり、事前の調査と違うところだったのかもです。
お腹がすいたので、車で15分くらいのところにあるマクドナルドによって昼食にしました。
ここは、店内にけっこうスケールの大きい遊び場があるのがナイスでした。外で遊ぶには寒い日でしたが、子供たちは嬉しそうにしばらく遊んでいました。
さて終わってみての感想は、木を切ったり運んだり、車の上に載せたり、それなりの作業だったのでけっこう疲れました。でも木を選んで切るのはなかなか楽しいですし、こちらでは多くの人がやっているカルチャーのようなので、いい経験になりました(もちろん、人工のツリーを買う人も多いですし、本物の木でもわざわざ農園に行かず近所で買う人も多いと思いますが)。
ちなみに家の中に木を立てるにはスタンドが必要で、これは翌日、奥さんが近所のHome Depoで11ドルくらいで買ってきました。比較的リーズナブルに手に入ったので良かったです。
来年もまたトライするかもしれません。同じ農園に行くかどうかはなんとも言えませんが、個人的には近くのマクドナルドに遊び場があって子供を遊ばせて休めたのが良かったので、また来るかもです^^