引き続き、サンフランシスコ観光です。この日はハイライトの一つ、アルカトラズ刑務所観光を午前中に予定していました。予約が必要で、直前だともう空きが無いことが多いと聞いたので、数週間前に予約しておきました。
10時の回だったので、ホテルを9時頃出発して、ケーブルカーで東の終点まで行ってから路面電車でクルーズの出発地であるPier33に向かいました(これが最短のコースではないと思いますが、ケーブルカーにゆったりと乗りたかったので)。十分に余裕のある移動時間のはずが、路面電車が何かのトラブルでなかなか来ず、ギリギリの到着でした。
さっそくクルーズ船に乗り込みます。

ほとんど最後の乗船でしたが、別に場所には困りませんでした。座る場所はなかったかもしれないけど、長い時間ではないし、写真を取るのに便利な場所はそこかしこに空いていました。

もうすぐ上陸。

上陸したら、帰りの船の時間も確認しておきます。

ガイドブックが1ドルで売られています。お金を入れて、勝手に取る方式ですね。島内の地図は、いちおう役に立ちました。

島内を上っていき、いよいよ刑務所に入ります。

新しい囚人は、まずここで服を脱がされ、

それからシャワーを浴びるようです。その場所で、音声解説の機械とヘッドホンを渡され、刑務所見学ツアー(といっても音声を参考に自分で見て回るだけですが)が始まります。日本語解説の機械もありますよ。

メインストリート(?)はこんな感じ。牢屋が左右に並んでいます。

それぞれの部屋の中:

こちらは食堂とある日のメニュー:


これは懲罰房だったかな:

囚人がスポーツなどできる場所。数少ない娯楽の一つだったんでしょうね。

囚人の生活をしのばせる、私物のサンプルが展示されている部屋もあります。

アルカトラズ内で発生した脱獄事件。激しい戦いの上、脱走しようとした囚人は全員死亡したが、看守にも死者が出たようです。

一方で、唯一成功した脱獄は、人形を作ってベッドで寝ているようにみせかけ、スプーンか何かで掘った穴から逃げ出したとか。。。結局見つからず、海で溺れたのか無事に逃げおおせたのかは今でも謎です。

十分に堪能して、帰りの船に乗ります。さらば、アルカトラズ!

昼食の時間になりました。Pier33から路面電車とバスでフィッシャーマンズワーフ(Fisherman’s Warf)へ行き、お目当ては有名なシーフード。立ち並んでいるお店を物色します。奥さんとは意見が分かれましたが、店頭の屋台席で食べればいいんじゃないの、ということにして、老舗の「Sabbella&LaTorre」に席を見つけました。

こちらがメニュー:

私はカニのサンドイッチ(Crab Sandwich)を注文しました。カニ肉たっぷりで美味しかったです!また食べたいなあ。

奥さんは生ガキを注文。殻を割ってもらいます(子供たちはフレンチフライ)。

美味しかったですが、奥さんと子供たちは少し軽かったようで、追加の軽食を探しにケーブルカーのPowell/Hyde
Lineに乗って中華街へ。

中華街で、有名な「Good Mong Kok」に行きました。飲茶のテイクアウトのお店です。

豚肉まん(B.B.Q Bunだったか)とエビ蒸し餃子(Shrimp Dumpling)2個を買いました。合わせて5ドル程度とリーズナブルな値段です♪

ケーブルカーでいったんホテルに戻ることにしました。奥さんと長男は、ケーブルカーを待っている間に肉まんをパクつきます。

さて夕方、サンフランシスコで長年働いている大学時代の友人と会う予定があり、この旅行中に初めて家族から離れて一人で外出しました。ケーブルカーと徒歩で、ユニオンスクエアの近くに行きます。もともとはヒルトン・ホテルの高層階にあるシティスケープ(City Scape)に行く予定だったですが、この日は貸し切りで開いていなかったので、マリオット・ホテルのビューラウンジ(The View Lounge)に案内してもらいました。

軽くお酒を飲みながら高層階からの夜景を楽しみ、近況を交換しました。ご家族ともども元気そうで何より!

テーブルの前でプライムリブを切り分けてくれます。

評判通り、さすがの美味しさでした。あと、その前に食べたサラダも美味しかった。お店の雰囲気も良く、贅沢なディナーでした。



4日目に続きます。