らむだや日記

日々の生活で経験したこと、感じたことなどをつれづれなるままにつづっていこうと思いますが、みなさまのお役にも立てれば幸いです。

タグ:スキー

こんにちは、らむだやです。

 

1月の3連休(Martin Luther King Jr. Day)に、一泊二日でスキー旅行に行きました。今回のスキー場は、ニューヨーク州のBelleayre(ベライーア)です。

 

なぜここを選んだかというと、長男(8歳)はいま3年生なのですが、ニューヨーク州は3年生と4年生を対象に、リフトチケットを無料にするKids Passportという仕組みがあります。無料と言っても、事前登録が必要で登録料が31ドルかかります。また、すべてのスキー場が対象というわけではありません。とはいえ、年末スキー旅行の記事にも書いたとおり、アメリカはリフト券がかなり高いです。

年末スキー旅行の記事:ニューヨーク郊外スキー旅行:Butternutその1

登録料も一回行けばモトが取れます。というわけで、今回はこのKids Passportの対象となっているスキー場をすべてチェックして、

·         自宅からの距離がさほど遠くないところ(ニューヨーク州は広いので、車で5時間以上かかるスキー場もけっこうあるんですが、2時間半くらいで行きたい)

·         次男(5歳)のリフト券が安いところ

·         大人のリフト券もリーズナブルなところ

·         それでいてけっこう規模が大きくて楽しそうなところ

は無いかと探したところ、このBelleayre

·         自宅から2時間半弱で行ける

·         6歳以下はリフト券無料(グッド!)

·         大人のリフト券は80ドルと少し高いが、年末スキー旅行の記事で紹介したPedigree Ski Shopに行けば、65ドルの割引券が買える

·         スキー場もけっこう大きい(2日目の記事にTrail Mapを載せますね)

ということで、ここをチョイスしました!

年末スキー旅行の記事:ニューヨーク郊外スキー旅行:Butternutその2

SKINY Kids Passport

なお、ニューヨーク州のお隣のペンシルバニア州も、1年ずれますが4年生と5年生を対象に、似たようなプログラムがあります。別にペンシルバニア州に住んでいなくて利用可能なので、来年はこちらも検索対象にしたいと思います。


Ski PA

さてBelleayreに話を戻すと、結論から言うと

·         初日は連休の中日ですごく混んでいて、しかも我が家は初めてで不慣れだったのでかなり大変だった

·         2日目は連休の最終日だったがあまり混んでおらず、しかも我が家も初日で慣れたので、とても快適にスキーできた

という旅行でした。順を追って書きます。

 

初日は家で朝食を食べたあと、815分頃出発しました。途中は順調で10時頃スキー場近くまで到着したんですが、最後の交差点のところで、スキー場渋滞に巻き込まれました。下の地図の「ハイマウント」と書いてあるところです(右下からやってきて、左折するとスキー場に行ける)。
初日駐車場

しかもようやく左折すると、そこには係員がいて、スキー場の駐車場はもう一杯だから、ここ(上の地図の星印)の駐車場に止めてシャトルバスで行け、と言われました。

 

全員がその指示を聞いているわけではなく、そのままスキー場に向かう車もそれなりにあったんですが、それも渋滞でかなり時間がかかりそうだったので、やむなく指示された駐車場に止めてシャトルバスを待ちました。これがまず、間違いでした。

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駐車場にはシャトルバスを待つ行列ができていて、たまに来るシャトルバスでは全然さばけず、ずっと待たされます。しびれを切らして歩いてスキー場に向かう人達もいたものの、Google Mapで調べると、Belleayreスキー場までまだ約2マイルあると出てきます。2マイルもスキーを持ってとても歩けないので、あの人達はどうやって行くつもりなんだろうと不思議に思いながらも、仕方なくシャトルバスを待ち続けました。これが2つ目の間違いでした。

 

初めてだったので知らなかったですが、Belleayreには山の下部にあるベースと、中腹部にあるベースの2つあるのです。そのとき私が検索したのは中腹部のベースだったため2マイルと表示されたのですが、下部のベースであれば1マイル弱、徒歩15分程度で着くのでした。

 

もちろん1マイル弱でも、スキーを担いでブーツも持つとなるとかなり大変なので、知っていても歩いたかどうかは微妙ですが、事前にそういう知識があればいろいろと選択肢があったのではないかと思います。

 

後知恵で考えると、

·         係員の指示は聞かずにまずはスキー場まで行く(渋滞でかなり時間がかかりそうと上に書きましたが、少し経ったらけっこう流れていました)

·         もし駐車スペースが見つかればラッキー、見つからなければUnload Areaで荷物と家族を降ろして、戻って駐車して一人だけ歩く

というのが正解でした。

 

結局1時間くらい待って、ようやくシャトルバスに乗れました。山の下部のベースまで連れて行ってくれます。
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着いたらもう12時頃になっていましたが、とりあえずスキーの準備をします。事前に買っておいた割引券は、窓口でリフト券に交換します。荷物は山の下部のベースにある「Discovery Lodge」に置いておきます。

 

この日は天気が良くなくて雪が降っていましたが、このスキー場にはゴンドラがあるので助かります。

 

ひと滑りした後で、昼食にしました。奥さんが作ってくれば焼きそばを持ってきていたので、Discovery Lodgeで食べることにしましたが、このロッジは大混雑でした。
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食事の注文も大行列です。
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いちおう、食事のメニューです。

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なんとかテーブルを見つけて(相席ですが)座れました。焼きそばがあったので、注文の行列に並ぶ必要もなく、助かりました。

 

腹ごしらえできたところで、スキーに戻ります。悪天候だったので、なるべくゴンドラを使いましたが、これもけっこう混んでいます。

 

なお、リフト券はポケットに入れておけばゲートが自動的に感知して開いてくれる仕組みです。ただし、センサーが少し高いところにあると思われ、小さい子の胸ポケットとかに入れておくと反応しません。うちの次男(5歳)の場合、抱っこして少し持ち上げたら反応してくれました。

 

そうそう、言い忘れましたが上に書いた通り6歳以下はリフト券無料です。なので最初、私と一緒にゲートを通れば良いのかと思ってそうしていたんですが、ゴンドラの係員に「Guest Serviceに行って無料の子供用のリフト券を発行してもらえ」と言われました。

 

なので山の中腹にある「Overlooking Lodge」内のGuest Serviceに行き、「5歳のリフト券が欲しい」と言ったらすぐ発行してくれました。別に次男を連れていく必要もなく、リクエストしたら2日分まとめてくれました。山の下部のDiscovery LodgeにもGuest Serviceはあります。

 

このOverlooking Lodgeは傾斜している場所にあるため、表口から入ると1階、裏口から入ると地下1階に入れます。この地下1階のカフェテリアは、比較的空席もあり穴場でした。
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食事の注文もあまり並ばずにすみそうです。
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このロッジも、表から入る1階はやはりけっこう混んでいます。
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こうしてBelleayreの状況もだいぶ分かったので、この知識は明日に活かすことにします。

 

さて16時過ぎたところで、ゴンドラもリフトもクローズになりました。帰りもシャトルバスで駐車場まで行きましたが、これも1時間くらい待たされました。もし来年もう一回このスキー場に来ても、もうシャトルバスは使いません。

 

この日はホテルではなくて、初めてAirbnbを使って宿を取りました。誰かの紹介でアカウントを作成すると最大55ドル分のクーポンがもらえるため、私は以前にアカウントを作ってしまっていたんですが私の紹介で奥さんのアカウントを作り、そのクーポンを使って税金等すべて込みで92ドルで宿泊することができました(クーポンは55ドルは適用できず、40ドルくらいだったかな)。

 

近くのスーパーに寄ったあと、18時頃到着しました。川沿いの宿ですが、川は雪に覆われていて真っ白です(着いたときはもう暗かったので、下の写真は翌朝撮ったものです)。
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ホストが住んでいて間借りするタイプではなく、貸切タイプです。そんなに広くはないものの、アットホームな感じ。リビング:
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キッチン:
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この宿のご主人は狩猟が趣味なのか、壁に剥製が飾ってあります。これは好き嫌いが分かれそうですが、うちの子は喜んでいました。
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ベッドはロフトにあります。
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初めて利用したAirbnbは、ホテルより広いし、なかなか快適でした。チェックイン(入り口にテンキーがあり、事前に聞いていた番号を入力すると中に鍵が入っている)もスムーズで困りません。特に子連れの場合、貸切であれば有力な選択肢になりそうです。今年はAirbnbを使った旅行をまた企画するつもりです。

 

2日目に続きます。

昨日に続き、スキー旅行の話です。今日は、スキー場について。

昨日の記事:ニューヨーク郊外スキー旅行:Butternutその1

 

今回のSki Butternutは、宿泊したHoliday Inn Club Vacation Oak n’Spruce Resort Hotel」から車で15分強のところにあります。

 

大規模なスキー場ではないですが、上級者用コースもあり、幅広い層が楽しめると思います。
TrailMap

我が家の場合、大部分の時間は子供と一緒なので初級者用かせいぜい中級者用コースを滑り、たまに一人で上級者用コースに行く(5歳の次男もようやく多少は一人で滑れるようになり、そういうこともできるようになってきました)、という感じだったので、特に不満はありません。家族で同じリフトに乗って、降りてから「ばいばい」と奥さん・子供と分かれて上級者用コースに行き、下でまた合流するということもできるので、我が家にとっては便利でした。

 

話を戻すと、まず駐車場。我が家はだいたい10時半頃スキー場に着き、日によってばらつきがありましたが、年末年始なのでけっこう混んでいる日もありました。12/29が一番混んでいたと思います。係員がいて「あっちに停めろ」と誘導してくれるのですが、それに素直に従うとスキー場から少し離れてしまい、そのあとスキー用具を歩いて運ぶのに少し疲れます。
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12/29にそれを経験したあと、スキー場のすぐ前に、「Loading Area」があるのを発見しました。ここで一旦スキー用具などを下ろして(Unload)、それから車を駐車する場所に動かすというわけです。
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次の日からは係員に「先にUnloadしたい」と言って通してもらい、荷物を下ろしてから駐車することで、ラクになりました。

 

まずはロッジに行きます。

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この中に、荷物を置いておくことができます。少なくとも靴は、誰もが置いておく必要がありますしね。壁にあるフックにかけておくか、あるいはフックが全部使われていたらテーブルを荷物で占領しておいても、アットホームなスキー場なのでうるさいことを言われるような雰囲気ではありません(ただし荷物を置いておいても、お構いなしにテーブルを使われることもあります。その辺りは譲り合いで)。
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カフェテリアのメニュー:
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ハンバーガー(Butternut Berger7.75ドル、フレンチフライ4.00ドル、ホットチョコレート3.25ドルなどです。

 

並んで順番に注文していきます。
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駐車場は混んでいても、スキー場はそうでもなく、リフトで長時間待つ、ということはありませんでした。
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写真は取りませんでしたが、Terrain Park(ちょっとしたジャンプ台や、金属のレールの上を滑れる)もあります。思うにアメリカのスキー場は(少なくてもニューヨーク近郊では)、日本のスキー場の上級者用にあるようなコブだらけのコースはほとんど見かけず(上級者用コースも斜面は急だがコブはあまり無い)、代わりにどこのスキー場にもTerrain Parkがあるようです。


4日間滑り、全体的になかなか良かったと思います。ただ、このスキー場だけの話ではないですが、アメリカのスキー場はリフト券が高いです。年末年始はHoliday Periodのピーク料金ということもあり、大人2人と8歳、5歳の4人で1日に230ドルかかります(大人70ドル、860ドル、530ドル)。2日券を買うと多少安いものの、2日で420ドルです。今回はホテル料金はポイント利用でかからずに済んだものの、リフト券の方がホテルより高いです。

 

なお、旅行のあとで知人に聞いて知ったのですが、我が家がスキーのシーズンレンタルをしている、ホワイトプレインズ(White Plains)の「Pedigree Ski Shop」では、ここのスキー場のディスカウントチケットを販売しているとのこと。ここだと大人とJunior152ドルで買えるため、ここで事前に買っておけば1日当たり186ドルで済みました。惜しいことをしました。

 

ここのスキー場だけでなく、Hunter Mountainなどいくつかのスキー場のディスカウントチケットを取り扱っているようなので、気になる方はチェックしてください。ホームページからは上手く行けなかったですが、「Pedigree ski lift tickets」とかで検索すると以下のページを見つけることができました(これはあくまで2019-2020シーズンのようなので、シーズンによって違うかもしれません)

Pedigree Ski ShopのDiscount Lift Voucherのページ

以前の記事:ニューヨーク郊外でスキーのシーズンレンタル

子供たちもだんだんスキーが上手になり、ラクになってきました。また機会を見つけて行きたいと思います。

こんにちは、らむだやです。

 

年末にスキー旅行に行きました。昨年末もスキー旅行だったので、毎年恒例になってきたかもしれません。

昨年の記事:ニューヨーク郊外スキー旅行:ジミニーピーク1日目

この冬も、スキーをシーズンレンタルしたため、なるべくたくさん行ってモトを取りたい、という気持ちもあります。

 
シーズンレンタルの記事:ニューヨーク郊外でスキーのシーズンレンタル

今回は、マサチューセッツ州にあるSki Butternutというスキー場です。なぜここを選んだかというと、スキー場が理由ではなく、ホテルから先に選びました。以前の記事にも書いたのですが、私はIHGグループのクレジットカードを作成してIHGのボーナスポイントをゲットしたため、これを最大限有効活用する方法を考えた結果、今回も宿泊した「Holiday Inn Club Vacation Oak n’Spruce Resort Hotel」にしたのです。

 

以前の記事:マサチューセッツのBerkshiresに一泊旅行1日目

上の記事にも書いたとおり、IHGはポイントで4泊宿泊すると1泊分はポイントを消費しなくてすむという特典があります(ただし、4泊分のポイントを持っていないと予約できない)。これを利用して、3泊分のポイントで4泊してきました。

 

というわけで、今日はホテルの紹介のみです。スキー場の話は明日にします。

 

前回来たときは11月の普通の週末でしたが、今回は年末年始のホリデーシーズンということで、宿泊客が格段に多かったと思います。そのためか、ホテル敷地内で、前回よりも中心から離れた宿泊棟に案内されました。
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基本的には車移動ですし、ホテル内のレストランに食べに行くわけでもないのであまり変わらないんですが、一つだけ、ホテルのレクリエーション施設(プールも含めて)がある建物に車で行かないといけなかったのは、前回は歩いて行けたのと比べて少し不便でした。

 

部屋のレイアウトや内装は前回とよく似ています。

 

キッチンとダイニング:
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ダイニングとリビング:
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ベッドルーム1
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ベッドルーム2。このホテルはポイント利用で2ベッドルームに宿泊できるのが良いところです:
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バスルーム1
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バスルーム1のトイレ:
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バスルーム2
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なお、今回は2つ不具合があり、一つはエアコンの効きが悪くて初日は少し寒かったことです。ホテルに修理をお願いしたところ、初日は「直せない」と言われて、別の部屋に移るかと言われました。ただ、もう荷ほどきしていたので移動も面倒だし、もう一回見てくれとお願いしたところ、2日目には直りました。

もう一つは、お湯を続けて使っていると出なくなってしまったことです。これはどうも温水タンクの容量の問題らしく、部屋によって違うようです。おそらく大部分は、複数の部屋で大きな温水タンクを共用しているみたいで、一方で今回の部屋は、温水タンクが独立していて、しかも小さかったと思われます。一人シャワーを使ったあとは、少し時間をおかないとお湯が使えないため、面倒でした。前回はそういう問題はなかったのですが。

 

そうは言っても全体的には快適なステイだったと思います。部屋は広いし、あとスキーを部屋の外に立てかけておけるのも便利でした。普通のホテルだと車の中に入れっぱなしにしておくしかなく、夜の間にスキーについた雪が溶けて濡れてしまうので。あと前回同様、プールや卓球も楽しみました。

 

もう一つ、このホテルはいわゆるタイムシェア型の施設でもあり、タイムシェアサービス(Vacation Club)の会員権を買わないかという営業のオリエンテーションに勧誘されます。90分間のオリエンテーションに参加することで、別に会員権を買わなくても(当然ですが)、150ドルのキャッシュバックや、あるいはリフト券240ドル分を30ドルにディスカウントする、等々の中から一つ提供可能と誘われました。けっこうな金額だったので少し惹かれましたが、せっかくスキーに来たのに90分間拘束されるのもイヤだったので(それに90分と言っても、実際はもっと長くなりそう)お断りしました。

 

明日はスキー場についてです。

こんにちは、らむだやです。

 

3月後半は、日本の春休みと同じく、長男の日本人補習校も休みです。この冬たぶん最後のスキー旅行に行ってきました。

 

場所は、2月にも行ったサウジントンです。

 

前回の記事:
ニューヨーク郊外スキー旅行:サウジントンその1

泊まったホテルも前回と同じ、「Residence Inn Southington」。今回もクレジットカードのボーナスポイントを使用して泊まれました(もうポイントもかなり消費しつくしました)。

 

スキー場は、2月よりもだいぶ空いていました。メインのリフトは一基のみ稼働してましたが、それでもスイスイ乗れました。リフトは一基だけでも、コースはそれなりにバラエティがあるので良いです。

 

リフト券も、2月は定価でしたが今回はオフシーズンのためディスカウントされていました。大人45ドル、子供35ドル、4歳は15ドルで、45×23515140ドル。2月は4人で185ドルだったので、2日間で90ドル違います。これは助かりました。

 

気温も暖かく、まさに春スキーという感じです。雪質もまあまあだし、家から一時間半ちょっとで行けるので(しかも、有料道路もまったく無し)、お気軽で楽しい一泊旅行でした。

こんにちは、らむだやです。2/18のプレジデント・デー(祝日)の週は、ニューヨーク州では学校が冬休み(Winter Recess)です。この機会に、年末に引き続いて近場のスキー旅行に3泊で行ってきました。 


今回行ったのはコネチカット州サウジントン(Southington)の「Ski Mount Southington」です。ホームページのキャッチコピーは「Thrills made locally!」と、かなりローカル色の強いスキー場です。なぜこのスキー場を選んだかと言うと、以前に以下の記事でも書いたのですが、私は昨夏に
Starwood Preferred Guest Credit Card」というクレジットカードを作り、ボーナスポイントの75,000ポイントをゲットしました。

 

以前の記事:
マリオットポイントの効果的な使い方(考察)


そして、ポイントの使い方としては系列ホテル(いまStarwoodはマリオット系列となりました)に宿泊するのがもっとも効率的、さらにはバリバリ観光地のホテルよりも、ちょっと外れた場所にあるホテルの方がポイント効率()が良いという結論に達したのです。

ここでポイント効率が良いとは、ふつうにお金を出して宿泊した場合の比較で、ポイントで宿泊した場合のポイント価値が高いことを意味します。例えば2つのホテルがあり、どちらも宿泊費用は100ドル程度だけれども、片方は17,500ポイントで宿泊できもう片方は35,000ポイント必要だとすると、前者の方がポイント効率が良いということです。

近場のスキー旅行は、まさにこの条件にピタリと合致すると思われたため、スキー場に近い手頃なホテルは無いかいろいろ探した結果、Southingtonにあるホテル「Residence Inn Southington」に行き着いたというわけです。

 

以下、2回に分けて、スキー旅行を振り返りたいと思います。今回のその1は、スキー場についてです。冒頭にも書いた通り、Southingtonは全体的にアットホームなスキー場です。ふつうスキー場は、かなり早朝から営業しているイメージなのですが、ここは基本10時スタートです。祝日のプレジデント・デーとその翌日は、9時半頃到着したらもう営業していましたが、さらにその次の日は、10時スタートでした。ただ我が家はそれほど朝が早くないので、特に困ることはありません。いろいろと準備もあるので、9時半頃着いてもけっきょく滑り始めるのは10時頃になりますし。
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ホテルからは車で78分の距離にあります。駐車場はスキー場と道路を挟んで向かいにあるロット1が便利です。道路を挟んでいるといっても片側一車線ずつの小さい通りで横断歩道は歩行者優先のため、すぐ渡れます。スキー場に隣接してロット2の駐車場もありますが、こちらの方が多少歩く距離が長いです。

スキー場のふもとには「Red Barn」という名前のカフェテリアがあり、ここは荷物を置くスペースもあり、食べ物を注文しなくても(かつ飲食物を持ち込んでも)問題ないため、ここが拠点になります。近くにもう一つ別のカフェテリアもありましたが、そちらは飲食物の持ち込み禁止でした。

 

Red Barn
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荷物置けます↓
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ちなみにメニューはこんな感じ。
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地元の人たちも、おそらく子供を連れてきて子供だけスキーさせ、自分はパソコンを持参してずっとここに居座ったりしている姿が散見されました。我が家もここでスキーブーツに履き替え、靴を置いておきます。ホテルが隣接していないスキー場は初めてだったので、到着してからスキーを始めるまでの流れはちょっと不安だったのですが、この「Red Barn」のおかげで、思ったよりスムーズでした。

 

持込禁止のもう一つのカフェテリア↓
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リフト券売り場は「Red Barn」の向かいにあります。

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気になるリフト券のお値段ですが、1日遊ぼうと思うと8時間のチケットを買うことになり、大人は60ドル、子供(6-12歳)は50ドルです。5歳以下は15ドルのため、我が家の場合、60×25015185ドルかかりました(1日当たり)。やはりリフト代はどこのスキー場もけっこう高いです。。。ただ平日は10時から3時までで35ドルという券もあり、1日はこれが利用できたので35×315120ドルで済みました。いずれにしても、スキー旅行の場合、ホテル代以上にリフト代がけっこうかさみます。ちなみにリフト券のディスカウントをやっているLiftopiaというサイトも見ましたが、残念ながらこのスキー場の割引はありませんでした。

 

リフトは、ビギナーエリアも含めて4台と、主に子供が利用する、動く歩道のようなマジックカーペットが1箇所ありました。他にも端っこの方に初心者用のコースがあったようですが、、、そちらは行かなかったので未確認です。いずれにせよそれほど大きなスキー場ではありません。平日はリフト4台全機は動いていないことも多そうです。

 

特徴的なコースとしては、ちょっとした雪のコブでジャンプしたり、あるいは金属製の台を使ってジャンプしたりする場所がいくつも設置されたコースがあることです。「terrain park」と呼ばれるようですね。日本の感覚だと、上級者はコースだらけのコースに挑戦するイメージですが、アメリカではこれまでのところそういうコースはあまり見かけず、代わりにこういうterrain parkがあるように思います。

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私はこういうジャンプ系はあまり好んでやりませんが、4歳の次男を足の間に挟んで滑り、雪のコブでぴょーんとジャンプする感じで持ち上げたら、とても気に入って楽しそうでした^^

全般的に、上級者がガンガン滑るには物足りないスキー場だと思いますが、我が家のように8歳と4歳の子供を連れて気楽に滑る分には問題のないコースでした。雪質も、悪くなかったと思います。家からも2時間弱のドライブで行けるので、今シーズンもう1回くらい週末に訪問するかもです。
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次回、その2ではホテルについて述べたいと思います。

ニューヨーク郊外スキー旅行:サウジントンその2

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