こんにちは、らむだやです。
サッカーU-20日本女子代表が、U-20女子ワールドカップ決勝でスペインに3-1と勝利し、大会初優勝を飾りました!日本は、2011年にフル代表がW杯優勝、2014年にU-17が優勝していたため、これで3世代全てでの優勝実績を持った国となり、世界で初めてのようです。
このU-20W杯、私は予選2試合目の対スペイン戦(借敗)は見ませんでしたが、予選初戦の米国戦および3試合目のパラグアイ戦、決勝トーナメントに入ってからのドイツ戦、準決勝イングランド戦および決勝スペイン戦をテレビ観戦しました。
その上での感想ですが、今大会のヤングなでしこは、非常に強かったです!確かに日本は、2011年にフル代表で優勝していますが、あのときはドイツ、米国を相手に奇跡的な勝利を収めたものの、実力自体はやや劣っていたことは否めないと思います。
一方で今回のヤングなでしこは、米国やドイツを相手にしても攻守両面で非常に強度の高い、見ていて楽しいサッカーをしていたと感じました。
その中でも気になった選手をピックアップすると、、、
まずGKのスタンボー華。女子のサッカーを男子と比べると、どうしても感じてしまうことの一つが、「えっ、そのシュートが入っちゃうの!?」ということです。男子との相対感で、おそらくシュート力と比べてGKのセービング能力が低く、大して強くないシュートでも簡単にゴールしてしまうことがけっこうある印象です。しかし、スタンボー選手は違いました。そんな違和感を感じることは一切なく、逆に「やられた!」と思ったシュートもファインセーブしてくれていました。これまでに見たなでしこのGKとしては、もっとも信頼感がありました。身長も175センチと高く、今後期待大のGKです。
次にMFの宮澤ひなた。ボールを受けて相手を剥がす能力が極めて高いと感じました。ボールを持つとなにかをしてくれそう雰囲気があり、やや大げさに言うとサッカーを見る楽しさを存分に体感させてくれる選手です。彼女抜きではここまでスピーディかつ力強い攻撃は実現できなかったと思います。
もちろん、他の選手もみな素晴らしかったです。「ここは穴だな」と思う選手は一人もおらず、粒ぞろいでした。このまま順調に成長してくれれば、フル代表で2011年の奇跡の優勝に続く栄冠を勝ち取るも決して絵空事ではないと思います。澤穂希を中心としたあの黄金期の(というか、もはや伝説の)チームを超える可能性もあると思います。
それにしてもどうも日本は、多くのスポーツで男子と比べて女子の方が世界の中でより優れた実績を残しているように思います。どうしてなんですかね?理論的な説明がほしいところです。